2020年5月19日 星期二

マイナスからのスタート(從困境再出發)

成國月報NO,59 2017-11-1 成國分教会長酒井耕平 中文翻訳 謝秋僅

マイナスからのスタート
人間はできるだけ苦労を避けて、楽を求めるものです。これは当然のことです。
 ところが、「苦労は財産」だとか「良薬口に苦し」などと言われて、苦労することで人間は成長するのだと教えられます。
 
無理を通すから活性化する

例えば日本という国は、太平洋戦争に負けて、焼け野原で何もない中から、松下幸之助、本田宗一郎を始めとした日本を代表する起業家が現れ世界有数の経済大国になりました。戦勝国であるイギリス、フランスは反対に低迷してしまいました。
 
 ところが、日本は頂点に上り切って裕福になってからは下り坂になり、最近では大企業の不祥事をよく耳にします。
 
例えば、親会社が下請けに無理な注文をしたとします。がんばってそれを受けていたけど、年を取って体力が続かなくて、挫折する。
 
 すると、若い人が出てきてその無理な注文を受けようとする。長年、独占されていた契約を取ってしまうんです。
 これが新陳代謝となって社会は活性化していくのです。
 
 毎日の生活の中でも、納得できないことや矛盾、またしんどいこと辛いことを自分の身の回りで見たり、聞いたりすることがあると思います。
 
 それらは一見マイナスの事のように感じますが、この苦労がなければ、本当の幸せはやってこないのではないでしょうか。
 
すべては自分がまいた種

好きなものを好きなだけ食べるのと、嫌いなものでもバランス良く食べる食生活では、健康や寿命に関わる問題となります。

 人に対しても、嫌いな人は避けて、馬の合う人とだけ付き合っていくというのであれば、人間関係を構築できず、人生の幅が狭くなり、孤立していくだけです。
 まずは、そもそも苦労の種は自分がまいたものであるということを理解しなければなりません。
 そして、今いる環境は人間が成長するのに、幸せになるために最適なんだということです。
 
不都合を受け入れる度量
だから、その苦労から逃げないことです。その苦労を乗り越えると、新しいより良い環境が与えられます。
 しかし、たいていの人は自分を被害者だと思い、他人を責めたり、批判し、その苦労から逃げようとします。
 もちろん、逃げることも必要なこともあります。ところが苦労はどこまでも追いかけてくるのです。 逃げても逃げても、姿、形を変えてどこまでもついてきます。逃げてばかりいると人生を翻弄されることになるのです。
 
 ある程度の不都合を受け入れる度量、「嫌だなあ」「しんどいなあ」という思いをして、「でも、ありがたいなあ」という極端な矛盾を乗り越えて、人の苦労がわかり、人情がわかり、親の恩がわかるのです。
 
 苦労から逃げることも必要な時もありますが、絶対にしないほうが良いのは、自殺です。
 
 あってはいけないことですが、自殺をしてしまうと、来世、生まれ変わってきたら、同じ苦労から始まってしまうんです。
 だから、決して自殺してはだめなんです。
 
 親神様、おやさまに、おすがりください。必ずおたすけくださいます。

從困境再出發
  盡可能避免辛苦的事而追求輕鬆的事,這是人之常情。但是俗話說:「良藥苦口」「辛勞乃財產」,教理教導我們,辛苦能讓一個人成長。

走過沒道理才能活性化
  日本是太平洋戰爭的戰敗國,在全國處處燒成灰燼的悲慘狀況下,出現了松下幸之助、本田宗一郎等知名企業創始者,讓日本成為世界數一數二的經濟大國,而大戰中之戰勝國,英國、法國在戰後反而呈現經濟低迷的現象。
  但是當日本經濟達到顛峰,社會日益富裕之後,卻逐漸走下坡,最近時有大企業出現狀況的新聞。例如母公司對承包商下注超過其負荷的業務,下游廠商雖勉強接受,然終因年事已高,體力不勝負荷而挫敗。此時,年輕世代起而代之,承攬此龐大業務,並取得長年被獨霸的契約,如此後浪推前浪,即所謂社會活性化。

  我們每天日常生活中,周遭也有許多無法理解、或感到矛盾、或感到辛苦難過的事。這些事情看起來雖然都是負面的,但是如果沒有經歷這些辛勞,我想真正的幸福是不會來的。

全都是自己埋下的因
  只挑喜歡吃的食物的飲食習慣和為了取得均衡的飲食,即使不喜歡,也勉強吃,這兩種飲食習慣關係著我們的健康及壽命。

  同理,與人互動也是一樣,只挑跟自己合得來的人來往,對於不喜歡的人避得遠遠的,如此,則無法建立良好的人際關係,只會讓自己的人生變得更狹隘更孤獨。
首先,必須理解眼前的辛苦,其實是自己種下的因的道理,而目前所處的處境是讓自己成長、讓自己幸福的最佳環境。

對於逆境的接受度
  對於所遇到的事絕不可逃避,只要克服了這個困境,在前方迎接我們的是嶄新的光明世界。然而,大部分的人習慣視自己為受害者,而怪罪、批評他人,只想趕快逃離那個處境。
當然,有時會有必須逃離的情況,但是「辛苦、辛勞」是不管你逃到哪裡,它還是會追上來,逃也逃不掉,可能換個方式又追過來了。一個人如果一直都在逃避,那麼他的人生就只能任命運擺佈。

如果對於「討厭的事」「辛苦的事」能具有一定的接受能力,雖然覺得不喜歡、覺得辛苦,若能夠越過這個障礙轉念為恰恰相反的「好感恩喔!」就能成為一個能體諒他人辛苦、能處處為他人著想、知道感恩父母的人。
  雖說有時或許有不得不暫時逃離「辛苦」的情況,但是有一點是絕對不可行的,那就是自殺,這是萬萬不可的。因為如果自殺,下輩子仍會有同樣的辛苦的事出現,所以絕對不可以自殺,請全心依靠父母神、教祖,父母神、教祖一定會救你的。